☆490年の日記☆

490年1日
オレの名前はバーニング・ファイア、自他共に認める「燃える男」だ。
どこが燃えているって、まずは名前からして燃えている。
髪の毛だって炎のような赤髪だし、何よりこのオレの魂が熱く燃えている。

なんつーか……まあ、ベタベタですな。我ながら(苦笑)

そんなオレがこのプルト共和国に来たのは……そう、全てある男と決着をつけるためだ。

その男の名はウォルター。ウォルター・クールだ。
ヤツがプルト共和国にいると聞いたオレは、一も二もなくプルト行きの船に飛び乗った、とまぁこういうワケだ。

さて、そんなこんなでプルトに着いたオレなんだが、なんでもこの国では「ショルグ」と「ウルグ」ってのに所属しなければならないらしい。
……と言われても、何のショルグがいいか、なんて突然聞かれてもわかりゃしねぇ。
思えばここまで勢いだけで来ちまったから、正直なところこの国に関する予備知識はゼロだ。
だが、こんなところで悩んでるようじゃ燃える男の名が廃る。
燃える男は即断即決! そこでオレはこう言ったんだ。
「せっかくだから、オレはこの赤のショルグを選ぶぜ!」

……デス様ネタ。わかる方だけ笑って下さい。
ちなみにコークにしたのは3つの技のうち一番使いづらい「ブレイズソード」が覚えやすいように、と言った戦略的な意味もあるのです。


赤。赤といえば燃える炎の色。赤を選んでおけば間違いない。
んで、同じくウルグの方も赤……はないようなんで、しゃあないから赤っぽいオレンジのガアチってのを選んでおいた。
そうするとだ。
その入国審査のオッサン……確かシャイアルさんって言ったか?
まぁとにかく、そのオッサンが気の毒そうな顔をしてこう言うんだよ。
「それでは、あなたの家はこちらになります」って。
それを見てオレは目が点になったね。
オレの家があるのはリム区。この国の北西だ。
そして仕事場のガアチウルグがあるのはガアチ区。この国の南東だ。
……おい。それはわざとか? なぁ、オイ。
ってーか、先に言えよ、そういうことは。

全く以てその通り。
……まあ、今回は転職すれば事実上後出しと同じなんでいいんですけどね……。


もっとも、先に言ってたらオレが違う選択をしたか、ってーと、多分しなかっただろうけどな。

ま、こんなところでオッサンに文句言ってもどうなるモンでもありゃしねぇ。
とりあえずコークショルグ員用の赤い服に着替えたオレは、オッサンからもらった地図を片手にこの国での第一歩を踏み出した、ってワケだ。

……で、オレが最初に見たものは何だったと思う?
空と、道と、木々と、そしてウォルター・クール。
後で聞いたんだが、どうもアイツの船は途中で航路を迂回したせいで時間がかかって、オレの船より少し前についたばかりだったんだそうだ。
ま、ンなこたぁどうでもいい。とにかく宿命のライバルを見つけたオレは当然その場で勝負を申し込んだんだ。
「てんめぇぇっ! ここであったが百年目! 今日こそテメェとの決着をつけてやる!」
ところが、ヤツはいつも通りの落ち着いた顔と態度で……それがオレをイラつかせるんだが……一言こう言いやがったんだ。
「落ち着け。この国では私闘は禁止されているんだ」

ちなみに、共和国憲法にそんな条文はない。

「じゃあ、どうしろってんだ!?」
ついカッとなってオレがそう聞き返すと、ヤツは「試合で決着をつければいいだろう」とこともなげに言いやがった。
……で、オレはその時はそれで納得しちまったんだよ。
それがどれだけ大変なことかも知らずに、な。

490年2日
で。
今日は新年祭とか仕事始めとかがあるってんで行ってみたんだけどよ。
そこで聞いた話によると「訓練してDリーグに上がらないと試合はできない」って言うじゃねぇか。
しかも確かウォルターの服は緑っぽかったって言ったら、「そいつとはショルグが違うから5大大会かDD杯でなきゃ対戦できない」と。
じゃ、どうすりゃその5大大会とやらに出られるのか、というと、「試合に勝ち続けてAリーグまで上がれ」と来たモンだ。
さらに、リーグの入れ替えは年1回なんで、Dリーグに上がるのに最短で1年、その後C、B、Aととんとん拍子で行っても4年はかかる、と。

上位ランクに死者が大量に出ると時々飛び級が発生するが、これは極めてレアケースなので考慮に入れなくてもいいだろう。

まぁ、何はともあれこれでオレの腹は決まった。
アイツがAリーグに来るまで何年かかるかはわからないが、オレはそれより先にAリーグまで上がってやる。

そう決めたオレは、その日の夕方から早速訓練を始めた。
帰りがけに看板を見ると、オレも、ウォルターも、しっかり「外リーグ1位」になっていた。
こりゃ、決着がつく日は案外早くやってくるかもな。

490年3日
さて、今日も訓練、訓練だ。
聞いたところによると「デヴォニアン」ってのを使うと安く効果的な訓練ができるらしい。
それでとりあえず市場に行ったんだが……どこに行っても「デヴォニアン」が売ってねぇじゃねぇか。
……しょうがないっ! 困った時は人に聞くっ!
そんなワケで、とりあえず一番訓練に関係ありそうな「ハッスル商店」にいって聞いてみたんだよ。
「デヴォニアン、ってのは売ってないか?」ってな。
そしたら、「別の店で売ってるイムティに花のジャムを入れるとデヴォニアンになる」って言うじゃねぇか。
おかしいだろ? おかしいと思うだろ?
イムティにラフィアの花を入れたら花茶だろ?
イムティに茸を入れたらきのこ茶だろ?
イムティにチグリを入れたら……茶がゆ? こ、これはこっちにおいといてだ!
とにかく、この法則で行くと、イムティにジャムを入れたらジャム茶になりそうなモンじゃねぇか。
「これは一体どう言うことだ!」って、まぁ今にして思えばハッスル商店の人に言っても仕方のないことだったんだが、とにかくそう言ってみたワケだ。
そしたら……参ったぜ。
「そもそもデヴォニアンと言う名は北方にあるデヴォン国に由来しており、このデヴォンと言う国では……」
はいはい、聞いて悪かった。次行こ次。

とまぁ、そんなこんなでジャムとイムティを買って帰って早速混ぜる。
やすらぎ堂の人が「訓練の時はデヴォニアンとイムティを1:1の割り合いで持っていくといいですよ」って言ってくれたんで、少しイムティをよけいに買ってみたんだが、これが大当たり。
イムティのおかげでデヴォニアンの効果がフルに生かせてぐんぐんパワーアップ。
おかげで、帰りがけにこの国の試合がどんなもんか見てみる余裕ができたぜ。

オレが見に行ったのはもちろんコークショルグの試合。
今日はDリーグの試合で、セーナとストロベルって姉さん達が試合をやるらしい。
……しっかし、見に来てるのはオレだけとはなぁ。

そうこうしてるうちに試合が始まってよ。
開始直後にストロベルの方が一気に押し込んで、後半のセーナの追い上げを何とかかわして逃げ切り勝ち。
こう書くとそれなりに見られる試合のように思うかも知れねぇが……はっきり言って、レベルの低い試合だったな。
こりゃ誰も見に来ないワケだ、うん。

490年4日
昨日はスピードとスピリットの訓練をしたんで、今日はスタミナの訓練。
これはあんまり安くやる方法がないみたいなんで、普通にワパヌヌを買って湖で泳ぐことにした。

その帰りに、ホレスさん、って人に会ったんだけどよ。
この人、言っちゃ悪いがどこからどう見ても全然「強そう」って感じがしないんだよ。
それなのに、所属はなんとBリーグだってんだから驚きだよな。

実際、ホレスの武術レベルは3つともこっちより低かった。

ま、こりゃ案外この国のレベルがこんなモン、ってことなのかもな。
だったらなおのこと訓練を頑張って、早くAリーグに上がらないとな!

490年5日
今日はどうやら休日らしいが、訓練には平日も休日もねぇ。
そんなワケで今日もデヴォニアンを飲みながらコークショルグで訓練だ。

それで、その帰りに議長さんに会ったんだけどよ。
なんと議長さんの名前もウォルターだって言うじゃねぇか。
いや、別に議長と名前が一緒だからどうこう、ってことはないんだが、なんか気になるんだよなぁ。

まぁ昼の間の出来事はだいたいそんなモンで、後は夜になってからバスの浜へ走りに行ったんだよ。
そしたら、見なれない女の子が浜辺に佇んでてさ。
気になって声をかけてみたら、この女の子……カナリアって言うらしいんだが、ちょうど今日ここに移住してきたばかりだ、って。
どうやら、ライバルがひとり増えたみたいだな。

490年6日
さて、今日も訓練、訓練……といいたいところだが、たまには気分転換も必要だ。
そこで、今日はちょっと仕事ってヤツをしてみることにした。
ガアチウルグの仕事ってのは「ガアチの火床」ってトコから石を掘り出すことみたいなんだが、これがなかなか難しくてよ。
中にはコツを知ってるらしく結構短時間に次々と岩を掘り出してるヤツもいたけど、オレにはこれはちょっと真似できそうにねぇな。

……んで。
さんざん時間をかけてようやく4つ岩を掘り出したんだが、どうも4つともテコン岩石とかいう一番安い石みたいでな。
結局これはオレには向いてなさそうだし、こんなんじゃなんの気分転換にもなりそうもねぇんで、あきらめてミダショルグで訓練した。
その帰りに、チグリとか言う木の実が道に落ちてたんで、一応拾ってバハウルグの方に届けておいたんだが、どうもこれでも「仕事をした」ことになるみてぇなんだよな。

今度から、こうやって「仕事」するか……。

490年7日
昨日に引き続きミダショルグで訓練。

その帰りにランキング表を確認すると、ウォルターの野郎が外リーグ2位に落ちていやがった。
とっととAリーグにきてもらわないと困るんだから、しっかりして欲しいモンだ。

490年8日
ミダショルグで1日訓練。
特にこれといって書くほどのこともなし、ってヤツだ。

しかし、オレはいったいどこまで強くなれるんだろうな?

490年9日
今日もミダショルグで1日訓練。

その帰りにもう1回ランキングを確認してみたら、ウォルターの野郎が外リーグ3位まで落ちていやがった。
外2位に落ちたら「こりゃヤバい」と思って訓練して、外1位に返り咲くのが普通だろ?
それをそのまま黙って抜かれてるなんて、いったいどういう神経してやがんだ。
何はともあれ、これ以上抜かれると来年のDリーグ昇格がなくなっちまうだろうに。

490年10日
今日もミダショルグで1日訓練。
たまたま隣で訓練してたヤツがヴィチを3匹も落としていったんで、せっかくだからかわりに納品しといてやろうと思ってわざわざリムウルグまで持っていってやったんだが、窓口の野郎「今日はもうオシマイです」って人の目の前で受付締め切りやがった。
「ちょっと待て、そこまで杓子定規にやることネェだろ!?」
……と言ったところで閉まった窓口が開くはずもなく。
どうしたモンかと思ったが、しゃあないんでとりあえず持って帰ることにした。

ちなみに、この日の訓練でついに能力値が92、70、80に達し、無事ブレイズソードと灼火錬術を覚えることができた。

490年11日
とりあえず昨日拾ったヴィチ3匹を朝一でリムウルグに納品。
もちろん「どうだ、これなら文句ねぇだろ!」の一言も忘れずにな。

んで、その後はいつも通り訓練、訓練だ。
今日も最初はミダショルグで訓練してたんだが、途中からちょっと変化が欲しくなったんでジマショルグに移って訓練した。

で、だ。
その帰りにちょっと気になってランキングを確認してみたら、だな。
ウォルターのヤツ、外ランク5位、つまりビリまで落ちてやがった。
あの野郎……本当にやる気あるんだろうな?

490年12日
今日はオレの誕生日だ。
この国じゃ誕生日を祝ってもらえると聞いてたんだが、どうもそれは子供だけの話みたいだな。

ま、そんなこんなで結局今日もジマショルグで訓練。
この前とは別のヤツがまたヴィチ1匹置いていったんだが、これはひょっとしてひょっとするとオレへの誕生日プレゼント……なワケねぇよな。

ちなみにこの日、性格が「わがまま」から「超ワイルド」に変わった。

490年13日
スタミナを鍛えるためにアイシャ湖で一泳ぎしてたら、面白い話を聞いた。
昔この国にいたなんとかって剣豪は、もともとは門番だったらしい。
んで、普通門番ってのは門の左右に1人ずついるはずだが、そいつはものすごいスピードで横に移動することが出来たんで、1人だけで門番をしてても誰一人として侵入者を通すことはなかったんだそうだ。

嘘です。こんな伝説はありません、念のため。

……と、いうことは、だ。
こいつにならって「狭い門のところで誰も通さないようにガードする」ってことを繰り返せば、素早さの鍛錬になるんじゃないか?

なりません。まさかやる人はいないかと思いますが、念のため。

そう考えたオレは、早速「狭い門」を探すことにした……と言いたいところだが。
まずは泳いだ疲れをいやすため、ひとっ風呂浴びに行ったんだよな。
そしたら、あるじゃねぇか。うってつけの門が。
……そう、温泉の入り口だ。

そんなワケで、オレはここでなんとかって剣豪にならって門番をやることに決めたんだが、そしたらちょうどそこに議長さんがやってくるじゃねぇか。
で、オレがことの次第を話すと、「じゃ、私が侵入者の役をやってあげよう」って言ってくれてな。
なんか議長さんの後ろにいた議長夫人のチューカさんは変な顔してたが、とりあえず訓練を始めることにしたんだ。

……今思えば、まさかこれがあんなに長く続くとはなぁ。

490年14日
結局オレはアイシャ湖の前で夜を明かし、議長さんも夜通し突撃と退避を繰り返した。
最初のうちはあくまでオレの訓練だったんだが、なんだかこの辺りに来るとお互いに意地の張り合いになってな。

結局、どっちも一歩も譲らず、さ。

490年15日
15日になっても、オレ達の意地の張り合いは続いた。
「評議会はいいのかよっ!」ってオレが言うと、向こうも負けずに「初めてのウルグ祭を楽しまなくていいのか?」と返してきやがる。
確かにオレも祭りは大好きなんだが、ここで退いちゃあ男が廃るってモンだ。

途中でアンジェラさんが「何バカなことやってんの?」とか言いに来たが、もちろん聞こえちゃいねぇよ。

490年16日
しっかし、さすがは議長さんだ。
この辺りまで来たらそろそろ向こうが折れるかと思ったが、ちっとも折れる気配を見せねぇ。
この根性、オレも見習わないとな。

490年17日
オレ達がこの勝負を始めて5日目になった。
ここまでやっても、いや、ここまでやってきたからこそ、お互い降りるつもりは全くねぇ。

ニルパマさんには不思議そうな顔をされたが、もう人の目なんか気にしていられるかよ。

490年18日
6日目。
1年の5分の1、オレ達はもうこうしていることになる。
全く、お互い飽きもせずによく続くモンだ。
案外、似たもの同士なのかもな。

490年19日
どんなに長く続くものでも、いつかは終わりがやってくる。
オレ達の勝負にも、突然それはやってきた。

突然、チューカさんが怒りだしちゃったんだよ。
「もうアンタ達にはつきあってられないわ」ってな。
んで、唖然としているオレ達を後目にとっとと温泉に入っていっちまった。

それで、一気に白けちまってな。
オレも、議長さんも、「なんだかなぁ」って顔で、7日ぶりに家に帰った、ってワケだ。

490年20日
今日はウミカイってのがバスの浜に卵を産みに来るって聞いたんで、卵を食べつつ砂浜ダッシュをしようと決めていたんだが、表に出てみたらなんだか虫ってのが光っててえらくきれいだったんで、市場によってロン酒を買い込んで、砂浜で卵を肴に……虫見酒(?)、っつうとなんかあんまりぱっとしないが、まぁそんなふうにしゃれ込んだワケだ。
神殿前では「エナの子コンテスト」とかいうのがやってたようだが、オレにはあんまり縁のない話だしな。

490年21日
さて、今日からはまた地道に訓練だ。
とりあえずミダショルグで訓練して、温泉で休んで、アイシャ湖で泳ぐ。
この繰り返しならスタミナもつくし、魔法もうまくなるはずだ。
もちろん、スピードは夜中に砂浜ダッシュして補う。
もう、これで完璧だな。

490年22日
昨日に引き続いて訓練メニューをこなす。
確実にパワーアップしていってるのはわかるが、オレの限界はまだまだこんなもんじゃないぜ。

490年23日
今日も訓練メニューをこなす。
オレの目標は4年でAリーグだからな、それまでは、そしてそれからも、誰にも負けられねぇんだよ。

490年24日
今日も訓練メニューを……と言いたいところだが、今日はダッシュは取りやめだ。
別にこれといった理由はねぇが……同じことの繰り返しじゃ飽きるし、明日メニューを見直してみるか。

490年25日
今までの訓練メニューのついでに、今日はコークショルグに行ってみる。
やっぱりオレの必殺のブレイズソードの威力は速さで決まるからな。

490年26日
今日は一日コークショルグで訓練だ。

……んで、家に戻って休んでたら、アンジェラさんに「明日遊びに行かない?」って言われちまってな。
いや、気持ちは嬉しいんだが、オレもまだまだ訓練しないといけねぇし、そもそもアンジェラさんとオレとじゃちょっと……いや、かなり年が離れてるし……ってワケで、結局断った。

いやぁ、もてる男は辛いねぇ。

490年27日
昨日からイマイチ伸び悩んでた気がするんで今日は訓練メニューを前のに戻す。

他はともかくスピードがイマイチ上がらねぇってことは、スピードだけはそれなりになってる、ってことなのか?

それなりかどうかは知らないが、とにかく124でカウンターストップ。

490年28日
今日は仕事納めがあるんでそれまでの間温泉とアイシャ湖を往復。
魔法の方は夜にでもミダショルグに行けば問題ねぇだろう。

んで、仕事納めに行ったんだが、どうやらガアチウルグで今年一番働いたのはウェザーさんらしい。
ちなみにオレの仕事ポイントは23……まぁ、元からウルグでの出世はあまり狙ってないしな。

490年29日
一応ウルグ長選挙があるらしいが選挙なんぞは一瞬で済むのでまずはミダショルグで訓練。

その帰りに一応ランキング表を確認したんだが、オレはもちろんコーク外1位で、来年の昇格は確定だ。
それなのに、ウォルターのヤツはブッちぎりの外7位、つまり最下位だ。
一体何をやってやがんだ、あの野郎は?

しかし、ウォルターは仕事ポイントを105稼いでいる。

選挙の方は一応仕事1位のクレイグさんに投票した。
別にあんまり興味ないんで、受かったかどうかまでは知らないけどな。

490年30日
今年の給料は186プゥ。
まぁ、ほとんど仕事してなきゃこんなモンだろう。
その分訓練に打ち込んだ甲斐あって、ショルグの方はDリーグ2位まで昇進できたぜ。

……で、もちろん今日も訓練してたんだけどよ。
途中で一度家に帰ったら、ちょうどオレの家からファリドさんが出てきたところだったんだよな。
しかも、生のヌヌギなんか持って。

……いったい、何だったんだ?


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