シャウト「今日の試合の相手は……何だ、ラウドか。こりゃ楽勝だな」
ラウド「おーい!」
シャウト「お、噂をすれば何とやら、だな。 どうした?」
ラウド「今日、試合があるんだ。応援してね」
シャウト「オレがその対戦相手だよ!!」
ラウド「お前なんか、叩きのめしてやる!」
シャウト「なんでそこまで急に態度変わるんだよ! ってか、それオルルドネタだろ!!」
ラウド「お前なんか、叩きつぶしてやる!」
シャウト「さらに微妙に変わってるぞ!」
ラウド「お前なんか、タタキにしてやる!!」
シャウト「食う気か!!」
ラウド「……というわけで、いい試合をしようね」
シャウト「急にさわやかになるなよ! ってか、オルルドネタやめろって!!」
ラウド「じゃあ、間を取って『お前なんか、いい試合をしながら叩きのめしてやる!』ということで」
シャウト「意味がわからねぇよ!!」
ラウド「それはさておき。この塩もらってくれる?」
シャウト「はぁ? 塩? まぁいいけど……何だよコレ?」
ラウド「敵に塩を送る。」
シャウト「本当に塩送られても困るよ! 闘技場に行くまで邪魔になるし!!」
ラウド「じゃあ、この心のくまもらってくれる?」
シャウト「え? おい、本当にいいのか?」
ラウド「うん。だって、キミの応援に来てくれる人なんか誰もいないだろうし」
シャウト「喧嘩売ってんのかよ!!」
ラウド「お前なんか、叩きのめしてやる!」
シャウト「それはもういいよ!!」
ラウド「お前なんか、叩きつぶしてやる!!」
シャウト「そのネタさっきやったろうがよ!!」
ラウド「それじゃ、勝負の時間は今日の昼過ぎ! 場所はジマ闘技場。遅れるなよ!」
シャウト「おうよ。目にモノ見せてやるぜ!」
ラウド「それじゃ、ボクは用事があるからこれで」
シャウト「ああ。まあせいぜい昼まで訓練でもしときな!
さてと、しっかし昼まで何すっかな……とりあえず泳いでみっか?」
天使ウィンドウ「もうすぐあなたの試合がはじまります」
シャウト「……って!! 今日の試合、よく考えたら朝じゃねぇかぁぁ!!」