〜 年始のご挨拶 〜

〜 バハウルグにて 〜

リリィ「皆さん、あけましてございます!」
ジン「旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
   本年も何卒、このサイト、及び我々を宜しくお願い致します(深々)」
リリィ「……ジンさん、それはさすがに……その、ちょっと固すぎませんか?」
ジン「そうですか?」

ちょっと、どころか、かなり固いよな、今のは。

ジン「うーん。職業柄仕方がないんですよ」
リリィ「確かに、ウルグ長をやっていたことが多かったですからねぇ……」

ま、んなこたぁどーでもいいとして。
今回は、せっかくのお正月ってことで、このサイトの主な面々に新年のご挨拶をしてもらおうと思ったんだけども。

……どうして、リリィとジンしかいないの?


リリィ「緑風陣さんの不徳のいたすところじゃないですか?」

そういうのは、本人が言うことであって、他人が言うことじゃねぇだろ。

ジン「まあまあ、わざわざ言う手間が省けたということでいいじゃないですか」
リリィ「そんなことより、他の皆さんの居場所ですが、すでにだいたいは調べがついているんですよ」

調べがついてるって……なんで、最初からこの事態を予期してんだよ?

ジン「そんな細かいことは気にしないで下さい」
リリィ「そうそう。今はそんな細かいことをどうこう言うより、企画を円滑に進める方が先ですよね?」

なるほど、取材に行かせろってことね。
いいよ、行っておいで。


リリィ「はいっ♪ それじゃ……まずは、コークショルグに行ってみたいと思います!」


〜 コークショルグにて 〜

リリィ「……というわけで、コークショルグに来ています!」
ジン「ここには、確かバーニングくんが来ているはずですが……訓練場の中でしょうか?」
リリィ「どうやら、そうみたいですね。では、早速お話を聞いてみましょう」

新年早々訓練って……まあ、らしいっちゃ、らしいか。

バーニング「おう! リリィじゃねぇか。どうした?」
リリィ「ええと、ここを見にきて下さる皆さんに向けて、新年のご挨拶などをいただきたいんですけども」
バーニング「新年の挨拶、ねぇ。
      ……悪い、オレそういうの苦手なんだよ」
リリィ「苦手って……一言だけでもいいんですけど、何かないですか?」
バーニング「ん〜……『今年も完全燃焼!』ってことでどうだ?」

それって、挨拶なのか?

ジン「挨拶と言っていいかどうかは微妙ですが……これ以上有益なコメントはとれそうもありませんね」
リリィ「仕方がないので、次はプルト闘技場に行きましょうか」

〜 プルト闘技場にて 〜

リリィ「はい、プルト闘技場に到着しました!」
ジン「ここには、シャウトくん、ラウドくん、チアフルさんの3人が来てくれています」

……なんでまた、プルト闘技場に……?

リリィ「ここのステージが一番落ち着くらしいですよ。
    ともあれ、今度はまともな挨拶をしてもらえることを期待しましょう」
ラウド「ラウド・ヴォイスです。今年もよろしくお願いします〜」

おっ、意外とまともじゃん。

チアフル「どうもっ! 『カイモドキ』の新ヒロイン、チアフルだよっ♪ 今年もよろしく!」
リリィ「…………(むかっ)」

一応断っておくけど、チアフルを新ヒロインに指名した覚えはないからな。
もちろん、リリィをヒロインに指名した覚えもないけど。


シャウト「おう! シャウト・ヴォイスだ。
     月並みな挨拶だが、『あけおめことよろ』ってことで!」
ラウド「『あけ』○の(元横綱)のKO負け、『おめ』でとう。
    『こと』のほか『よろ』こんでいます、の略ですね〜」
シャウト「何メチャクチャな解釈してんだよっ!
     しかも思いっきり差し障りのある内容じゃねぇか!」

誤解のないように書いておくけど、私は元横綱の方を応援してたからな。
もとより勝ち目は薄いとは思ってたし、紅白見てたんで試合の方は見てないけど。


チアフル「全く、デタラメ言っちゃダメじゃない。
     『あ』したから
     『け』んかはやめる
     『お』わりにするさ
     『め』んどうごとは
     『こ』うちかっても
     『と』うにておくれ
     『よ』かぜがしみる
     『ろ』んりーはーと
     ……の、略に決まってるでしょ?」
シャウト「それも全然違うっ! っつーか長いっ!!
     それ以前に、ロンリーハートとか言うんじゃねえぇっ!!」
ラウド「『あけ』は明けの明星、すなわち金星のことを指す。
    『おめ』は青梅(おうめ)の略であり、『こと』はそのまま琴。
    『よろ』は『よろよろ』の半分を省略したものであることに疑いの余地はない。
    金星は英語でVenus、愛と美の女神と同じ名であることを考えると……」
シャウト「考えんでいいっ! オレの年始の挨拶はノストラダムスの予言詩かっ!?」

……おーい。そろそろ、次行きません?

ジン「……それも、そうですね(汗)」
リリィ「そ、それでは、次は最後のタラの港です(汗)」

〜 タラの港にて 〜

リリィ「はい、いよいよ最後のタラの港です!」
ジン「ここには……誰がいるんですか?」

ヴァレンシア「あ! ご先祖様!」
ジン「ご先祖様って(汗) 確かに、否定はしませんけど……」
ヴァレンシア「じゃあ、ひいじいちゃんの方がいい?」
ジン「……ご先祖様でいいです(汗)」

ははは、今回ばかりはお前もタジタジだな。

リリィ「それはさておき、ここを見にきて下さる皆さんに向けて、新年のご挨拶をいただきたいんですが」
ヴァレンシア「新年のご挨拶?
       皆さんあけましておめでとうございます!
       あたしも今年中には自分のコーナーが持てるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!        ……ってな感じでいい?」

リリィ「はい、バッチリです!」

バッチリじゃねえぇっ!
ってか、これ以上コーナー増やさせるなよっ!!


リリィ「いいじゃないですかぁ。
    最近掲示板の方にも動きが出てきたことですし、ここでさらに拡張してみるとか!」

これ以上コーナー数が増えると更新頻度が犠牲になるぞ?

リリィ「……そ、それもそうですね(汗)」
ヴァレンシア「コーナー作ってくれないと、あたしも稼働してるコーナーに乗り込むからね〜♪」
バーニング「だあっ! これ以上話をややこしくしに来るんじゃねぇっ!!」
ジン「って、いつからこっちに来てたんですか!?」
バーニング「ついさっきだ! 何か嫌な予感がしたんで来てみたら、やっぱりこうなってやがったかっ!」
ヴァレンシア「リリィさんやシャウトさんはよくて、なんであたしはダメなの!? ケチ!!」
バーニング「ケチとか言うなっ! システム移住者だけでもうじゃうじゃ来て迷惑だってのに……」
カナリア「悪かったわね。頼まれもしないのに移住してきて」
バーニング「げっ!? なんでお前がここにいるんだよ!?」
チアフル「はい、ご覧のように現場は大変混乱しておりま〜す♪」
リリィ「あっ! 実況は私の仕事ですよ!?」
ラウド「『あけおめことよろ』をローマ字で書くと『AKEOMEKOTOYORO』となる。
    これを並びかえると……」
シャウト「並びかえるな! ってか、まだその予言詩風解読法にこだわってんのかよっ!!」

……あー、もう、なんか、収拾つかなくなってきたなぁ。

えーと。
とりあえず、今年も一年、このサイトと、このとんでもない連中をよろしくお願いします、ということで……いいかな?


ジン「いいんじゃないでしょうか?
   ……これ以上、どうしようもありませんし(ため息)」

そだね……(ため息)


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