リリィ「さて、本日のテーマはバハウルグ員でなくても簡単に入手できる『茸』ということですが、一体メニューの方はどのようになっているのでしょうか？」
ジン「はい、前回はちょっとスタンダード過ぎましたので、今回はちょっと変わったものを作ってみたいと思います」

あんまりおかしなもの作ってもなぁ……。

ジン「召下雷撃！！」

ぎゃあああああ！！

ジン「全く、懲りない人ですね……。
　　　さてと、それでは気を取り直してメニューの紹介です」

・きのこサラダ
・きのこ茶
・茸のカビチーネ
・ふしぎなもの

リリィ「最初の３つはわかるとして……ふしぎなもの、って一体？」
ジン「名前の通りです。まあ、見ればわかりますよ」
リリィ「見てのお楽しみ、と言うわけですね。　それでは調理に移りましょう」

ジン「はい、用意していただくものは次のとおりです」

・イムティ（やすらぎ堂で購入）
・カビチ（ハッスル商店で購入）
・ペド貝（リムウルグで収穫）
・マルムル茸orシジ茸or黒茸×３（バハウルグで収穫）
・黒茸（バハウルグで収穫）
・ワパフサ草（バハウルグで収穫）

リリィ「おや？　今回はリムウルグで収穫しなければならない材料が１つありますね」
ジン「ええ。今回の目玉となる『ふしぎなもの』を作るためには欠かせませんので、買い物のついでにでもリムウルグによって収穫してきて下さい。なお、今回も買い物は１回で済むようになっています」
リリィ「予算もわずか４０プゥですか。うまくペド貝と黒茸さえ収穫できれば後は全く問題ありませんね」
ジン「ええ。ペド貝を探している途中に取れた他の貝を換金するだけでもこれくらいにはなるはずですよ」

そうかぁ？　結構１回で取れたりもするけどな。
お前がついてないだけなんじゃないの？

ジン「ブレイズソード！！」

あべしっ！！

リリィ「……（汗）」

リリィ「まず最初はきのこサラダですね。これは適当な茸とワパフサ草の組み合わせですよね？」
ジン「ええ、そうです」
リリィ「この前はワパフサ草をカボイ根に変えても大丈夫でしたが、今回はどうなんですか？」
ジン「それだと、きのこサラダではなく山の幸の煮物になります。その辺りはお好みでどうぞ」

どっちにせよ訓練効果はないしな。

ジン「別にいいじゃないですか」

リリィ「さて、次は……きのこ茶？　これってお弁当になるんですか？」
ジン「確かなったと思いますよ。それに、きのこ茶は最も手軽に作れる薬としても重宝します」
リリィ「なるほど。材料はイムティと適当な茸１つですね？」
ジン「ええ。しかしこれ……なんで青くなるんでしょうね……？（汗）」
リリィ「……さあ……？（汗）」

リリィ「そして続いては茸のカビチーネですね」
ジン「はい。カビチにはもともとスピードの訓練効果がありますが、何と茸を合わせることによってスピリットの訓練効果まで追加されるんですよ」
リリィ「へぇ、そうだったんですか！　これはお得ですね」

でも、持続時間まで考えるとただのカビチーネのほうがいいだろ。

ジン「お弁当として使うのなら、持続時間は余り関係ありませんよ」

まぁ、それもそうだけどさ。

リリィ「……作り方は、カビチと適当な茸１つでいいんですよね？」
ジン「はい、そうです。」

リリィ「さて、最後はいよいよお待ちかねのふしぎなものですね」
ジン「はい。作り方は簡単、ペド貝と黒茸を合わせれば完成です」
リリィ「……えーと……この青いジャムみたいなものがふしぎなものなんですか？」
ジン「ええ、そうです。これのどこが不思議かといいますとですね……」
リリィ「（わくわく）」
ジン「えーと……誰か実験体……もとい、試食係をやってくれそうな人は……（きょろきょろ）」
リリィ「い、今一瞬実験体って言いませんでした……？（汗）」

シャウト呼ぶ？

リリィ「あ、それいいかも知れませんね♪」

だってさ。

シャウト「で、何の試食だって？」
ジン「……おや、あなたが試食してくれるんですか。では、これをどうぞ」
シャウト「んっ、なんだこりゃあ……（ぱく）　……うわっ！？」
リリィ「……あ……（汗）」
ジン「どうです、不思議でしょう？」
リリィ「え、ええ……」

でも、これじゃ読んでる人には何が起きたのかさっぱりわからないよな？

ジン「まあ、まだ知らない人には実際に作ってみていただくと言うことで」

確かに、文章で説明するより実際に見た方がインパクトあるしな。

リリィ「……さて、今回も波乱続きでしたがなんとかでき上がりましたね」
ジン「そうですね。さて、では次回のお題は何でしょうか？」

次回ね。
えーと、次回は……「ラフィアの花」でどうよ。

ジン「ラフィアの花ですね。わかりました」
リリィ「楽しみですね。　それでは次回もお楽しみに！！」

シャウト「……あれ？　オレ今一体何を……？」
リリィ＆ジン『気にしない、気にしない（苦笑）』
シャウト「……？」