リリィ「はい、今回はいつもと違って訓練の役に立つものを、とのことですが」
ジン「任せて下さい。カビチやワパヌヌ、モソムルなどに頼る従来の訓練方法の倍以上のコストパフォーマンスをお約束しますよ」
リリィ「頼もしいお言葉をいただいたところで、早速本日のメニューの紹介です」

・貝のフリッター
・ジャムクッキー
・デヴォニアン

リリィ「おや？　今回は３つしかないんですか？」
ジン「ええ。その分、今回はそれぞれの料理を使った効果的な訓練方法などもお教えしようと思っています」
リリィ「なるほど、従来のこのコーナーの倍以上のお役立ち度と言うことですね！」

従来のこのコーナーのお役立ち度って……ほとんど０だったんじゃ？

ジン「召下雷撃！！」

あうっ、やっぱりこうなるのね〜！！

リリィ「……そ、それでは早速調理の方に移りましょう（汗）」

ジン「はい、用意していただくものは次のとおりです」

・チグリ×５（バハウルグで収穫）
・イェル貝orハカロ貝orペド貝×４（リムウルグで収穫）
・花のジャム×３（ぽかぽか亭で購入）
・イムティ×４（やすらぎ堂で購入）

リリィ「今回はなんだかやたら多くありませんか？」
ジン「ええ、今回はそれぞれの料理を『１つずつ』作るのではなく『１回分ずつ』作りますから」
リリィ「なるほど。ちなみにお店で買わなければならないものの合計金額は……えーっと？」

８５プゥだろ。

リリィ「……本当ですか？」
ジン「ええ、本当です。カビチ、ワパヌヌ、モソムルを１個ずつ買うよりまだ安いですよ」

リリィ「さて、まず最初は貝のフリッター……を、いくつですか？」
ジン「４つです。適当な貝とチグリの組み合わせで作れる簡単な料理ですので一気に作ってしまいましょう」
リリィ「……っと。終わりました！　……で、これは一体何の訓練に使うんですか？」
ジン「これはスピリットの訓練に使います。　この料理の最大のメリットはなんと言っても元手が全くかからない（収穫物のみで作れる）ことですが、その分効果の方もあまり期待は出来ません」
リリィ「元手がタダというのは魅力的ですね。では上手な活用方法は？」
ジン「やはりワクト神殿です。１つ食べたら３回祈る、を繰り返しましょう」
リリィ「合計１２回ですか。結構な経験値になりますね」
ジン「まぁ、大体モソムル１つ分くらいでしょうか」

リリィ「えーと、次はジャムクッキーですね？　これは……」
ジン「１つです。材料はチグリと花のジャム、これも簡単ですね」
リリィ「はい、できました」
ジン「これはスタミナの訓練に使います。ウミカイの卵を使って作る普通のクッキーと違って、これにはワパヌヌに勝るとも劣らない訓練効果があるんですよ」
リリィ「約半額でですか……なんだかワパヌヌを買うのがバカらしくなってきますね」
ジン「でしょう？　ちなみにこれの効果的な使い方はこれと言ってありませんが、個人的にはアイシャ湖での訓練をオススメします」
リリィ「なぜですか？」

水着？

ジン「灼火錬術！」

ぎゃっ！　ほんのジョークだって！！

リリィ「……で、本当のところはどうなんですか？」
ジン「フーコー温泉が近いからですよ」

なぁんだ、当たらずといえども遠からずだったのね。

ジン「ブレイズソード！！」

ぐはっ！　ち、違うの！？

ジン「温泉が近いということは、アイテムを使うことなしにストレスを回復できるということです。これが夜間の訓練時にどれくらい重要かはわかりますよね？」
リリィ「あ、病気になりにくいんですね！」
ジン「ご名答！」

リリィ「そして最後はデヴォニアンですね……おや？　残っているイムティとジャムの数が合いませんが？」
ジン「ええ、それでいいんです。とりあえず２つだけデヴォニアンを作って下さい」
リリィ「はい」
ジン「このデヴォニアン、スピードとスピリットの訓練効果が長時間つくんですが、実はその長時間というのが曲者でして」
リリィ「と言いますと？」
ジン「普通にやっていると、訓練効果が残っているうちにストレスがたまってしまうんですよ」
リリィ「なるほど……それはもったいないですね」
ジン「そこで、普通のイムティも２つほど持っていく、と言うわけです。これなら訓練効果をムダにしなくて済みますから」
リリィ「……それにしても、たった２５プゥの材料からカビチやモソムルはおろか、ブレスソードをも大幅に上回る訓練効果を持つアイテムが作れるんですね……」
ジン「ええ。これぞバハウルグの本領発揮、と言ったところです」

あれ？
イムティと花のジャムってどっちもヤーノ市場で買ったものじゃ……？

ジン「……コールドランス！！」

ぎゃああああ！　逆ギレかよぉぉぉ！！

リリィ「……（汗）」

リリィ「……さて、訓練メニューの方は……まだ次があるんですか？」
ジン「さあ？　さすがにこれ以上紹介できるようなものはないと思いますけど……」

ん〜、まぁ、これはこれで終わりでいいかな。

ジン「と言うことですので、このジャンルは今回で終わりのようです」
リリィ「はい。　それではまたいつか！！」